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キーボードショートカットを設定する新しい方法

post : 2006-04-30 11:37 | , ,

キーボードショートカットのカスタマイズは、環境設定ウインドウなどで行う方法が一般的。アサイン可能な機能の一覧があってショートカットを付けたい機能を選びキーをタイプする。機能→キーという遷移だ。これを逆にキーから機能を割り当てるように出来たらどうか。
未設定のキーを押した時に、そのキーで何を実行するか決めることができたらどうだろうか。機能一覧ダイアログ(もしくはフローティングパレット)が出て来て実行したい機能をその場で選ぶ。「常にこの機能を実行する」というチェックボックスを付ければ、以降そのキーの機能は固定される。機能一覧にチェックボックスを付け、「このキーボードショートカットではチェックした機能のみ表示」的なボタンを付ければ、ひとつのキーに複数の機能を関連付けられる。「選択範囲をHTMLタグで囲むのはcmd+opt+Tにまとめていたっけな」程度の記憶で把握できるようになる。

というようなことをジェフ・ラスキン著 ヒューメイン・インタフェースを読みながら思った。

エディタの配色

post : 2006-02-01 23:29 | ,

フォントを変えるついでにエディタの配色も見直してみます。今は薄いクリーム色の背景に黒い文字赤いコメントという、白地黒文字系で書いています。コメントのデフォルト色は緑色が多いので赤は少数派なのかな。

黒地に白文字の方が目に優しいという意見が多いので黒地に挑戦。確かに目の負担は軽い気がするけれど、白地黒文字に比べて書いてある文字が頭に入ってこない、気がする。慣れの問題かな。また、エディタの編集領域以外は基本的に背景が明るいので、目線を切り替える時の負担が逆に増大する気もする。

「気がする」ことばかりですが、はっきりと言えることがふたつあります。エディタの機能によるけれど選択ハイライト色を変えることができるものは少なく、画竜点睛を欠きます。うちにあるエディタでこれを変えられるものは Xcode と TextWrangler くらいかな。そして、黒地だとIビームカーソルが非常に見にくい。これが致命的。キーボードのみで自在にカーソル移動できるほど使いこなせていないのでマウスは多用するのです。テキスト編集系のSIMBLプラグインを作っているところなので、[NSCursor IBeamCursor] にパッチして、黒バックでも見やすいカーソルと置き換えるようにしようか。

NSTextView ベースであれば、選択ハイライト色を簡単に設定できるみたいだ。setSelectedTextAttributes: を呼ぶだけ。この機能付けませんか?(誰となく)

NSDictionary* selAttr=[NSDictionary dictionaryWithObjectsAndKeys:
    aColor,
    NSBackgroundColorAttributeName,
    nil];
[aTextView setSelectedTextAttributes:selAttr];

理想のフォントを求めて

post : 2006-01-31 10:30 | ,

理想のエディタを求めて番外編です。私はプログラムはKanmonというフォントを使って書いています。より正確にはKanmonPの10ポイントで書いています。Kanmonフォントファミリーは特殊なフォント形式なので、そのままOS Xでは使えないのです。しばらくMonacoやOsaka-等幅でお茶を濁していたところ、OS Xでも使える方法を知り、HyperCardなどを駆使して変換。再びKanmonを使えるようになったときには、死ぬまでこのフォントを使い続けるよと誓ったものです。

それなのに何故今更フォントを探しているのか。原因はIntel iMac。iMacの液晶でKanmonを表示させてみると、どうもしっくりこない。アンチエイリアスをかけたくてもかからないKanmonでは線が細すぎるのです。ビットマップの時代はとっくに終わっているようです。

タイムリーなときにSooeyさんがProFontというフォントを使っていることを知る。早速ダウンロードして試してみる。ProFontは英語フォントだが、Cocoaアプリなら日本語も代替フォントで表示されるので問題なし。Mach-O Carbonのmiでもちゃんと代替された。以前は文字化けしていたような気もするのだが、とにかくまあ選択肢が拡がった。

で、ProFont。なかなか良いです。しかし、このデザインどこかで見たことがある。なんだかすごく懐かしい。そう、MPW Fontですよ! 探してみるとOS Xでも使えましたよ。ProFontとMPW Fontを見比べるとかなり似ている。MPW Fontは<>{}が太い。これを気に入るか目障りと感じるかで、どちらを採用するか決まりそうです。

font for programming


理想のエディタを求めて3

post : 2005-11-24 1:30 | , ,

このシリーズも3回目を迎えました。実はまだ mi がメインだったりするのです。年内脱却を目指します。mi も着実にバージョンアップを続けていて、内部 Unicode 化や、「検索文字列をハイライト」という素敵な新機能が付いたりしています。

CotEditor
期待の国産新人エディタ。シンタックスカラーリング、正規表現、文字コード自動判別、スクリプト対応と、基本的なポイントはおさえている。見た目も Cocoa 風味でたいへん良い。また、開いているファイルが他のアプリケーションで上書きされると、自動的に検知して更新するか保持するかを聞いてくる。書き込み権限のないファイルを編集しようとすると確認してきて、保存しようとすると管理者パスワードを聞いてきてきっちり保存してくれる。この辺のかゆいところ、というか地味で真面目なところに手が届くのは素晴らしい。作者との距離が近く、フィードバックしやすいのも重要なポイント。
褒めちぎってばかりだが、満足できないところもある。シンタックスカラーリングが遅いこと。また描画自体も速いとは言えない。この辺はソースが公開されている強みで、速度改善を手伝いたいなと思っているところです。

CodeWarrior 10
老舗の統合開発環境。もちろんエディタも付いている。99ドルだが、サポート無し、ライセンス限定の Free Learning Edition は無料でダウンロードできる。ライセンスがよく分からないけれど、エディタとして使うだけなら制限はない。
さてそのエディタの出来だが、メインで使うには日本語まわりが弱すぎるし、余計な機能も多く文字を書くことに集中できない。行の折り返しも付いてない気がするし。「商用ソフトが実質無料なのはお得だけど、Carbon も PowerPlant も関係ないしね」というのが率直な感想で、エディタとしても中途半端なこのソフト、ひとつだけ他に負けない特徴を持っている。それは、大きなファイルを開くのが安定していて非常に速い、ということ。数MBなら一瞬で開く。50MBを越えるようなものも開く時間はかかるが問題なく扱える。そういうわけで日本語の含まれない長大なログファイルなんかを見るのに適していると思われる。また、マルチファイル検索もかなり速い。
テキストエディタではなくテキストビューア的な位置づけで活用できるのではないかと思う。

理想のエディタを求めて2

post : 2005-03-13 9:41 | , ,

前回(理想のエディタを求めて)から環境に大きな変化はなし。依然として mi を使っている。

Eclipse + TruStudio を試すもイマイチ。いや、確かに Eclipse はすごい。これを越える機能を持つソフトはたぶん無いだろう。日本語自動判別が付いていないことを除けば、シンタックスカラーリング、シンタックスチェック、デバグ、関数補完、プロジェクト管理、関数折り畳み、カギ括弧自動補完、などなど。「付いている機能は何ですか」と聞いたら「全部です」と答えそうな勢いだ。
どこが駄目かというとまずインターフェイス。Java 臭がきつい。機能が多すぎてごちゃごちゃしてる。それから日本語自動判別。最後に動作が重い。

前回のコメントや、trackfeed 経由で見つけた Gakongakon's daily howl さんの エディタ放浪記 でもおすすめの SubEthaEdit も試す。"頭文字Sの舶来エディタ群" ではいちばんまともかな。ただし日本語自動判別が効かない。余計な機能(ネットワーク)が場所を取っていて邪魔。あと非商用ならフリーなのだが、僕の場合これに当てはまるのかどうか、てのもあるし。Memo Mode を作ってメモ書き用で使ってみようか。

話はそれるがメモ書き用途はいわゆる「インデックスモード」なのだが、見出し1行の色を変えられて、リスト一覧に加えられる、というところまではよくあるが、背景色の指定まで出来れば見やすくて良いなと思う。更に次の見出しまでをひとつのブロックとして、ブロックごとの背景色も設定できたらもっと良いな。PHP でも function のとこが背景色変わると分かりやすそう。NetNewsWireCombined View みたいになるかな。背景じゃなくてガター(行番号が表示されるとこ)の色が変わるのも良いかも。
Smultron あたりを改造したくなってきた。これ、複数ウインドウにして、日本語自動判別付ければ、かなりいい線行くんじゃないか。ソースコード落としてきてみると、想像したほど複雑ではない。でも MainMenu.nib に詰め込みすぎ(笑)。ていうか暇が無い。またいつか。

理想のエディタを求めて

post : 2005-02-07 5:54 | , ,

PHP を書くためのエディタを探しています。

mi
国内フリーウェアではこれが定番でしょうね。モードとツールでカスタマイズは柔軟。ここ1年(というか最初からずっと) PHP と HTML はこれで書いてきました。この記事のドラフトも mi で書いてます。
まず思いつく長所は、前面のファイルが置いてあるディレクトリ内をマルチファイル検索するときの使い勝手の良さ(マルチファイル検索→アクティブフォルダ)。それから入力補完の手軽さ(esc キー)。でもやっぱり長年使い続けて慣れているというのが大きいでしょうね。ミミカキエディット時代から使っていて、もう7年くらいはたつのかな。

で、こんな記事を書いているのは、そろそろ mi から脱却したいからで、不満点はまず、入力補完がちょっと弱い。できれば関数の引数なんかもちらっと参照できるようになってほしい。「最近開いたドキュメント」や「フォルダ」メニューの使い勝手が悪い。最大の理由は全体に漂う Carbon臭。炭素の臭いがするわけではなくて、ウインドウの部品や挙動が Mac OS 7,8,9 時代のコードを引きずってる印象を受ける。Mac OS X 上で動かすにはどうしたって居心地の悪さを感じる。
そんなわけで理想のエディタを探す旅がはじまるのであります。

Xcode
本来は Mac OS X のソフトウェアを作るための統合開発環境。pblangspec ファイルを追加することによって、PHP のカラーシンタックスと関数入力補完にはとりあえず対応する。関連ファイルの扱いなどがC言語などと比べると(C言語などが強力なだけに)弱い。
ファイル管理は優れている。マルチファイル検索も優れている。日本語エンコーディングは自動判別してくれないもののプロジェクトに登録するときにきちんと設定すれば大丈夫。ただし UTF-8 の BOM を付けるかどうかを指定できない。
テキスト編集はインデントや括弧の対応など、基本的なところはおさえている。便利なのがタブをスペースで入力するよう設定している場合、1回の delete でタブ幅分のスペースを削除してくれる仕様。
PHP 用統合環境として使うには、考慮された設計になっていないから難がある。非常におしい。実力はあるのにこっちに注力してくれないもどかしさ。打者の素質もあるのに投手としてずば抜けている松坂みたいなものか(違)。Mail なんかもちょっと機能をいじれば(削除すれば)優れたメモソフトに変身できるのに、などと常々思っているのだがこれはまた別の話。

TextWrangler
今いちばん注目しているのがこれ。BBEdit の弟分で、以前はシェアウェアだった TextWrangler がフリーウェアになっていた。BBEdit はずいぶん前に日本語の扱いが全然駄目みたいな情報を目にした記憶があり、ずっと無視していた。んでフリーになった TextWrangler を試してみたが、日本語の入力などは問題なし。エディタとしては既に完成している印象。PHP のカラーシンタックスも大丈夫。UTF-8 の BOM を付けるかどうか選べる。プラグインなどでの拡張性は言うまでも無く、マルチファイル検索も使いやすい。Carbon アプリではあるが mi より Carbon臭は弱い。
しかし、TextWrangler には海外産エディタ特有の致命的な欠陥がある。日本語エンコーディングの自動判別が付いてない! HTML のタグを調べて判別する機能と UTF の BOM を見る処理は付いているんだけれど、それで決定できなければデフォルトで選んだエンコーディング決め打ちなのだ。とほほ。それと、関数入力補完は BBEdit にしか付いてない模様。

後は KEdit for MacOS X、未試用だけれど Smultron、それからまだリリースされていない Smultron 派生の Saskatoon にやや期待。HetimaEdit は2008年リリース予定だからそんな悠長に待ってられない。